パキケファロサウルス類として知られる白亜紀の草食恐竜は、頭蓋骨の上部が分厚くドーム状に丸みを帯びていた。その有名な頭部の用途は謎のままで、これまで北米やアジアで見つかった断片から推測するしかなかった。だが今回、知られている限り最も古く、最も完全なパキ ...
ノルウェーのスバールバル諸島から北極点を目指している途中、写真家のロイエ・ガリッツ氏が極めて珍しい光景をとらえた。 本サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
写真家のロイエ・ガリッツ氏は、北極圏の北緯82度でクジラの死骸を見たという友人からの知らせを受け、この光景に遭遇した。自然愛好家や写真家を率いて、7月上旬にノルウェーのスバールバル諸島から北極点を目指している途中だった。
おけを手に、迎えの船を待つ真珠採りの海女たち。明治・大正期に日本を訪れて取材したジャーナリスト、エライザ・R・シドモアが撮影した一枚だ。ナショジオ初の女性記者として活躍した彼女は明治・大正の日本を世界に伝えた。(参考記事: ...
これまでの観測から、太陽は約11年周期で活発な時期と静かな時期を繰り返していることがわかっています。このことは、1600年代に望遠鏡が発明されて以来、人類が太陽表面の黒点を数え、記録し続けたことで明らかになりました。太陽活動が活発な時期には黒点数が増 ...
「この病気の人は、LDL(いわゆる「悪玉」)コレステロール値が生涯にわたって高い状態になる遺伝子変異を持っています」と、米クリーブランドクリニックの心臓病予防専門医アシシュ・サラジュ氏は説明する。
わずか1グラムで地球を破壊する、恐るべき高エネルギーの「宇宙線」が飛来していた! 論文発表後たちまち大きな話題を呼んだ「アマテラス粒子」。その第一発見者である藤井俊博氏によれば、宇宙線はビッグバンによる宇宙誕生や生命進化のナゾを解く、重大な手がかりに ...
アルベルト・アインシュタインはドイツ生まれの理論物理学者で、物理学の世界に革命を起こし、私たちの宇宙に対する理解を変えた。数ある革新的な発見には、特殊相対性理論に一般相対性理論、そして量子力学(光電効果)などがある。一般には、E=MC2の方程式を導き ...
放射線とは、「原子や分子を電離させる能力をもつ粒子」のことを指します。地中や大気中などに存在する放射性物質は、時間の経過とともに放射線を放出して別の物質に変化しています。これを「放射性壊変」もしくは「放射性崩壊」と呼びます。
2025年7月、ATLAS(アトラス、小惑星地球衝突最終警告システム)を運用する科学者のチームが、太陽系とは別の惑星系から飛来した「恒星間天体」を捉えた。これは観測史上3例目だ。「3I/ATLAS」と名付けられたこの天体は、発見当時、地球から約5億2 ...
織田信長や足利義政などが求め、切り取ったとされる、正倉院に収蔵の「蘭奢待(らんじゃたい)」という香木の香りの成分と、木が生えていた年代が判明した。専門家が大型放射光施設「SPring-8」やガスクロマトグラフィーなど、最新の機器を用いて測定。8世紀後 ...