「この病気の人は、LDL(いわゆる「悪玉」)コレステロール値が生涯にわたって高い状態になる遺伝子変異を持っています」と、米クリーブランドクリニックの心臓病予防専門医アシシュ・サラジュ氏は説明する。
わずか1グラムで地球を破壊する、恐るべき高エネルギーの「宇宙線」が飛来していた! 論文発表後たちまち大きな話題を呼んだ「アマテラス粒子」。その第一発見者である藤井俊博氏によれば、宇宙線はビッグバンによる宇宙誕生や生命進化のナゾを解く、重大な手がかりに ...
2025年7月、ATLAS(アトラス、小惑星地球衝突最終警告システム)を運用する科学者のチームが、太陽系とは別の惑星系から飛来した「恒星間天体」を捉えた。これは観測史上3例目だ。「3I/ATLAS」と名付けられたこの天体は、発見当時、地球から約5億2 ...
アルベルト・アインシュタインはドイツ生まれの理論物理学者で、物理学の世界に革命を起こし、私たちの宇宙に対する理解を変えた。数ある革新的な発見には、特殊相対性理論に一般相対性理論、そして量子力学(光電効果)などがある。一般には、E=MC2の方程式を導き ...
織田信長や足利義政などが求め、切り取ったとされる、正倉院に収蔵の「蘭奢待(らんじゃたい)」という香木の香りの成分と、木が生えていた年代が判明した。専門家が大型放射光施設「SPring-8」やガスクロマトグラフィーなど、最新の機器を用いて測定。8世紀後 ...
宇宙、人体、植物、恐竜、土、火山などなど──さまざまなジャンルの最前線で活躍する19名の研究者たちが「偏愛する」論文について、思い入れたっぷりに語り尽くす科学アンソロジー。
東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)は9月4日、カムチャツカ半島沖で7月30日に起きた巨大地震や津波についての調査報告会をオンラインで開催し、日本列島に到達した津波は3つの経路で押し寄せて長期化につながったことなど、新たな分析結果を発表した。日 ...
「物事はタイミングが全て」とよく言われるが、それは食事にも当てはまりそうだ。体調やパフォーマンスをベストな状態に保ちたいなら、何をどのタイミングで食べるかが重要になるかもしれない。
果物に含まれる糖分は、環境の中にある酵母によって自然に発酵してアルコールへと変化する。チンパンジーは熟した果物を好むことから、霊長類学者たちは長年、かなりの量のアルコールを摂取しているのではないかと推測していた。(参考記事: ...
アカボウクジラ(Ziphius cavirostris)は、既知のどの哺乳類よりも深く潜水し、世界中のほとんどの海に生息している。彼らは日常的に水深1000メートルまで潜り、20〜40分にわたって狩りをする。最深潜水記録は 2992メートル ...
アルビニズムやキサンティズムのサメは過去にも発見されているものの、白い目とオレンジ色の肌を持つ今回の個体は、両方の特徴が確認された初めてのコモリザメだという。ナショジオの取材に応じた専門家らは、これらふたつの特徴が確認されたサメは、コモリザメに限らず ...